ボトックスの豆知識

ボトックスを皮膚の表層部分に注入していくのがこのボトックス注射です。部分的なシワであれば10分程度、顔全体など範囲が広い場合は1時間程度かかります。どのようなボトックス注射を受けるのがベストなのかしっかりと話し合いましょう。治療時間は治療する部位によって違ってきます。

部分的な目じりや眉間のシワであれば一般的に3万円〜6万円程度です。通常の注射とボトックス注射の痛みは同じくらいだといわれています。ボトックスを注射する部分が広がれば当然金額も高くなっていきます。ボトックス注射の方法ですが、簡単にいうとボトックスを治療する部位に注射注入します。

カウンセリングでは、自分の肌の状態や気になっている部分などを伝え、希望するボトックス注射についても相談します。注射を打つ際の痛みを和らげるため麻酔をかける場合もあります。ボトックス注射を受けるクリニック選びは慎重に、そして事前のカウンセリングをきちんと受けましょう。

ボトックス注射は継続的に受ける必要がある場合もありますので、費用の面に関しては明確に把握しておきましょう。たいてい美容外科クリニックではボトックス注射を行う前に個別にカウンセリングを行います。

塗るボトックス美容液【ＢＴＸエッセンス】

塗るボトックス化粧品は普段のスキンケアとしてと一緒に使えるので便利です。アルジルリンはアミノ酸の一種で、ボトックスのように筋肉の動きを麻痺させる効果があり、顔のシワに有効とされています。いつものスキンケアでシワが軽減できるので人気を集めており、価格は１万円前後の美容化粧品です。目安として1ヶ月ほどで美容効果が出てきます。

今後は皮膚の厚い部分にも塗れるようになるボトックス化粧品も開発中のようです。ボトックス注射は少し不安だという方、塗るボトックス化粧品に興味のある方に人気があります。塗るボトックス化粧品もボトックス注射と同じく、美容健康雑誌などで目にすることがあります。

数分で塗りこんだボトックスは乾きますので、クリーム・乳液・美容液等の保湿化粧品でお肌を保湿してあげます。この化粧品は皮膚の薄い目元などに適しています。具体的な塗るボトックス化粧品の使い方ですが、まず洗顔後に化粧水で肌の状態を整えましょう。

それからシワの気になるところにボトックス化粧品を丁寧にぬりこんでいきましょう。この塗る化粧品に含まれる成分はボトックスと同じような効果が得られるアルジルリンという成分です。ボトックス化粧品とはいっても、市販されているものは、ボトックス成分が含まれているわけではありません。

メイクについては個人差もありますが、ボトックス注射を受けたその日でも可能な場合があります。ここがボトックス注射の注意点だともいえます。副作用が続くようなら施術医院に相談しましょう。洗顔や洗髪、入浴などについてですが、顔のシワに対するボトックス注射を受けた場合、当日行っても差し支えありません。

ボトックスは筋肉に作用する美容治療です。けれど肌への負担のことを考えると、できればボトックス注射をした当日はメイクを控えるようにしたほうが無難です。注入したボトックスが分散してしまう可能性があるからです。肌への負担をかけないという意味で、サウナやマッサージなどは控えることも注意点です。

せっかくの美肌効果が台無しになってしまいます。ボトックス注射をする時にはいくつかの注意点を言いましたが、このボトックス注射効果は3ヶ月〜6ヶ月程度持続するいわれています。

そしてこのボトックス注射の効果を維持するには、継続的に治療を受ける必要があることも忘れてはいけないことでしょう。副作用はボトックス注射後2週間程度で回復するといわれています。ですから軽い顔の麻痺が出る場合もあり、治療後にまぶたが重く感じたりもするようです。